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2005年5月9日〜13日
From Nagoya






1.「いざ、屋久島へ」

2.「縄文杉アタック」
3.「ウミガメ産卵」
4.「白谷雲水峡、そして・・・」






4.「白谷雲水峡、そして・・・」

5月12日やっぱり晴れ。
「白谷雲水峡」(しらたにうんすいきょう)と読む。映画「もののけ姫」のイメージとなった森がある場所だ。今日はここのハイキングの予定である。8時過ぎに起床。ダラダラしてから外で朝食をとる。自分が天ぷらうどん、たくぞー君がとんかつ定食と朝からヘヴィな食事を楽しむ。

車でダラダラと走り、11時過ぎ白谷雲水峡に到着。ここは大きな屋久杉や、びっしり生えた苔を気軽に楽しめる場所として多くの人がやって来ている。昨晩一緒に飲んでいたほんま夫妻も同じく来ている。本当は少々雨が降るととてもいい具合に苔が映えるとのことだが、残念ながら今日も快晴である。まあ、どしゃ降りよりましか。

入ってすぐに滝のような水の流れになっている場所に出くわす。
「おおー、マイナスイオーーン!!」
と言ってはしゃぐ。空気もおいしいし、本当にいい場所だ。筋肉痛がなければ。


ゆっくり運転 白谷雲水峡 マイナスイオンが凄い


ここ白谷雲水峡でもたくさんの屋久杉を見ることができる。二代大杉、三本足杉、三本槍杉、奉行杉、くぐり杉などなど。どれも特徴のある大杉で、とくに奉行杉などは人の顔みたいに見える。

大自然を満喫し、たくさんの苔に囲まれ大満足なのだが、ひとつだけ誤算があった。ハイキング程度に考えていた白谷だが、実は立派な登山だった。(特に屋久杉を見るコースは) 「大自然の森の散歩」を予定していたのだが、手を使わなければ進めない場所があるなど、再び前日の悪夢である。やはり自然は厳しい。


二代大杉 三本足杉 三本槍杉 奉行杉


13時過ぎ、もののけの森付近に到着。確かに苔の量は増えており、これで霧でも出ていれば幻想的だろうと思う。時間が遅いせいか人も少ない。岩の一面を覆いつくした苔と静かな水の音が美しく調和する。我々人はこの自然の中に溶け込む事はできるのだろうか、許されるのだろうか。などと、また要らぬ事を考えたりする。

「太鼓岩(たいこいわ)」と言う岩がある。もののけの森が終わる先にその分かれ道がある。そこから見る景色はとても素晴らしいとのことで、今日はそこの上で朝買ったおにぎりを食べるのも目的のひとつになっている。14時、分かれ道に到着。


こけの森
綺麗なこけ
もののけの森


ここで更なる試練が我々に与えられた。
目の前には山の急斜面があるのみで、何処に道があるか分からないような場所に太鼓岩の入り口がある。神は我々に試練を与えているのだ。迷いはない。
「おりゃー!」(とは言っていないが) たくぞー君と共に突撃する。

5分でばてた。10分で本気で息が上がった。15分で自分の限界が近いことを悟った。それでも両手両足を使い、這うように登る。20分。もう何も感じなくなって来た時、その岩は我々の前に姿を現した。
今までの茂みが嘘のように目の前が開け、そこにある大きな岩。目の前には180度の大パノラマが広がった。
「すごい!」

太鼓岩からの眺望
こんな高かったのか
最後の登り


思わず口にでる。こんな高い所だったのかと初めて知る。青い空に新緑の山々が映える。遠くの山もはっきり見えるほど見晴らしがよい。空腹に耐えかねていきなりおにぎりを食べる。ああ、美味しい。ただでさえ美味しいおにぎりが、絶景と空腹によってさらに美味しくなる。達成感と幸せを感じる一瞬である。しばらくして、上で歓声があがった。ほんま夫妻が到着したようだ。

「すごいっすね。」
「すごいっすよ。」

と、あまり内容のない会話をする。でも本当にすごい。
しばらく休養と景色を楽しんだ後、下山することにした。すでに15時を過ぎている。

下山途中も太鼓岩に残ったほんま夫妻と「ファイトー!」「いっぱーつ!」などと大声で遊びながらヒョイヒョイと足を進める。出発地点まで戻ってくると17時を過ぎていた。6時間近くも山を歩いていた事になる。若いとはいえ、よくやるもんだと我ながら思う。


もののけの森



宿に帰ると、今日は「インドカレー」だという。もちろん参加。ルーも粉から用意されており本格的ですごいのだが、我々以外は誰もインドに行ったことがないとの事。結局インド経験のあるたくぞー君(&ちょこっと自分)が味付けをした。
ちなみに、今宵は蛍を見に川へ行くらしい。毎晩色々あるもんだ。残念ながら蛍は見れなかったが、代わりに満天の星空をみんなで眺めた。
尚、この日は偶然にもほとんどの人が最後の晩だったので、かなり遅くまで飲んだ。寝たのは4時だから「寝不足ライフ・屋久島」の最後を飾るのにはふさわしいだろう。




翌日は予定通り高速船とっぴーに乗って鹿児島まで帰ってきた。まだちょっと酒が残っており、ほとんど寝ていた気がする。。
楽しかった屋久島旅行もこうして無事終わった。屋久島自体も素晴らしかったのだが、それ以上にいろんな人に会えて、話をして、お酒を飲めたことがそれ以上の思い出となった。とても内容の濃い旅だったように思う。みなさんどうもありがとう。

ちなみに来年の正月に最後となる「屋久島一周ウォーキング」が開かれるという。一周100Kmを一日以上かけて歩くとの事。体力が・・・と思いつつも、自然とカレンダーをめくる自分がいる。


(追伸:「屋久島一周ウォーキング」⇒参加しました!


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  宴後の晴耕雨読にて






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