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2019年7月27日〜29日
From Nagoya

1.福井旅行2019@
2.福井旅行2019A



1.福井旅行2019@


DAY1

愚息が夏休みに入ったので家族旅行に出かけることにした。
目的は海水浴。海で泳ぎたいという愚息の希望に応えた旅行だ。とは言え、愛知県の海はお世辞にも奇麗とは言えないし、中部地方で海が奇麗な場所と探していると福井がヒットしたので行ってみることにした。1泊2日の予定だったが、休みがもう1日取れたので2泊3日とした。さて出発。

旅行2日前になって突然熱帯低気圧が台風と化した。。
直撃は避けられそうだがある程度の影響は受けそうだ。多少の雨はしょうがない。少し前まで晴れだったのに、、残念だ。


名古屋から東海北陸自動車道で北上する。天気は曇りだがまだ雨にはなっていない。高速道路好きの愚息が喜ぶ中、白鳥インターで下車。ここから国道158号線を西へと向かう。
しかしまあ、当然ながら田舎だ。道の駅がひとつあったが他にはあまり何もない。ちょっとだけ期待していた九頭竜湖もほとんど何もなかった。天気もそれほど良くないので景観もイマイチ。とりあえず車で西へ、福井へと向かう。


名古屋を出て約2時間半後の午前10時半過ぎ、最初の目的地である平泉寺白山神社に到着した。
ここは養老元年(717年)に開かれ、白山信仰の最前線の拠点であった場所。戦国時代には8,000名ほどの僧兵もおり、宗教都市として栄えたそうだ。天正2年(1574年)の越前一向一揆によって全焼するまでその謳歌が続くことになる。何より興味深いのが、本格的に始まった平成の大調査でその規模や保存状態の良さが分かり国の史跡にも指定された。


駐車場(300円/台) 平泉寺白山神社入口 時代を感じる景観


車を降りると曇りだが蒸しっとした暑さが体にまとわりつく。神社の雰囲気は荘厳で、静かの中にも何か力強さを感じる。
歴史を感じる石段をゆっくり登って行き鳥居をくぐると、美しい参道が現れた。



参道


苔が何とも美しい参道だ。
京都の苔寺・西芳寺と並ぶ程の評判があるらしい。歩みを進め、しばしその苔の美しさに見惚れ、圧倒される。


木々と一体となる苔

美しい苔の世界


苔が多い場所なので湿度が高いのだろう、ちょっと歩くだけでこの時期はじっと汗がしたたる。それでも苔の美しさに無心にシャッターを切り、そして心が和んでいくのが分かる。

二の鳥居をくぐり、苔の海原が広がる拝殿へと向かう。
江戸時代に再建された建物らしいが、当初はもっと大きなものだったらしい。見ることはできないが中には数多くの絵馬が奉納されている。建物自体も年季が入っており、この苔の海によく合う。


二の鳥居 苔の海 拝殿


拝殿の後ろには本社がある。1795年に再建されたものだが、彫刻が素晴らしい。扉は33年に一度しか開かないそうで、次回は2025年だそうだ。また本社の両側にも社があり、それぞれ別山社・大汝社と呼ばれる。これは白山の三つの頂を表しているそうだ。


本社 龍の彫刻 お参りする


本社から右奥には三宮へ通じる参道がある。ここも何とも趣のある道だ。この頃には汗だくで軽やかには動けないのだが、美しい森と苔の世界にどんどんと引き込まれ足が進む。

三宮は安産の神様とし祭られている。そしてその奥には白山に通じる登山道がある。泰澄大師が開いたといわれる白山への登山道で「白山禅定道」と呼ぶらしい。もちろん今でも登れるようで、クマよけの柵が備え付けられている。レジャーとしての白山は登ったことがあるが、こうしてみるとやはり富士山や白山と言うのは特別な山なのだと感じる。


境内の雰囲気は動画でどうぞ



帰りはそのまま入り口の方へ向けて歩いていく。蒸し暑くて汗だくになっての参拝だが、ここは予想以上に素晴らしい場所であった。歴史を肌で感じられ、苔の世界が荘厳な神社の雰囲気を作り、白山信仰と言う古から伝わる世界観を体感できる。なかなか難しいが、白山登山と合わせて参ればもっとその世界観を味わえるだろう。入場は無料だが、保全協力費ぐらい取ってもいいような気がする場所だ。


帰り道 苔の世界ともさようなら 御手洗池



参拝を終えると時刻は12時前。お昼にする。
道中、適当にあった蕎麦屋へ。この辺は越前そばで有名だそうで、是非食べてみたかった。入店し越前そばを注文。しばらくして運ばれてきた。味は、、、、まあまあかな。以前長野で登山の帰りに食べた蕎麦のような感動はない。おろし大根がちょっと苦かった。

さて次は嫁と愚息の反対を押し切って「滝」を見に行くことにした。
結構距離を走る。山の方へ走るのだが、山深くなるにつれ空模様もだんだん怪しくなってくる。途中小雨からしとしと雨、本降りから土砂降りに。そして「滝」を見る前に「滝のような雨」に。。。1時間近くかけて目指した「龍双ヶ滝」に着いたのだが、雨が酷すぎてちょっと外に出るのをためらうレベルだ。。


きふね 越前そば 滝のような雨・・・



まあそれでもここまで来て撮影しない訳にも行かないので、一眼レフを持ち気合で撮影へ。


静かな空港内


土砂降りの中、何とか頑張った。
撮影時間は三脚設置を含めて10分ほど。地面に打ち付ける雨と車道を流れる雨で靴の中までぐちょぐちょ。もう限界だ。

滝自体は予想よりも素晴らしかった。一本の滝ではなく岩壁を何本もの細かい線になって水が落ちてくる。滝100選にも選ばれているそうだ。水量は土砂降りだが思ったよりも少ない気がしたが、こんなもんかな。

ちなみにこの龍双ヶ滝は県道34号線を通るのだが、結構道が狭い箇所が多い。対向車が来たらすれ違えない場所もある。滝の手前にはちょっとした駐車スペースがあり、そこに止めていくのがいいだろう。ちなみに県道沿いに滝はある。走っていれば車からも十分見られる近さだ。




さて土砂降りの中の滝見学を終えそのまま南下。
雨が止めばスリリングな吊り橋で有名な「かづら橋」に向かおうと思ったが、この雨ではちょっと無理。越前市に宿をとったので、そのまま市内へ車を走らせる。

ホテルに行く前にちょっと寄ったのが、岡太神社・大滝神社。全国的にもここだけと言う「紙」の神様を祭った神社だ。紙漉きを村人に伝えたという逸話がある神社だ。一時的に雨が小降りになったので、車を止め境内を歩く。

とても雰囲気のある境内だ。ここにも苔がたくさん生え、厳かな雰囲気を感じる。やがて門より本殿を望む。


厳かな雰囲気の境内 ここも苔が多い 本殿を望む


「紙の神様」という珍しい神社なのだが、それと同じぐらいここの魅力はその本殿の建物の為であろう。


岡太神社・大滝神社


幾重にも重なるような屋根。波を打つかのような独特の屋根構造。その造形美はここに来る者を圧倒するようだ。
また雨が強くなってきてしまったのであまりじっくりと見ることはできなかったが、時間があればゆっくりと眺めていたい神社だ。強い雨の中でも参拝者の足は途切れることはなかった。


時刻は15時前。
今日泊まるホテルへ向かう。今夜の宿泊は急遽決まったので適当に空いていたホテルをとった。ホテルクラウンヒルズ武生。武生駅すぐ傍にあるビジネスホテルだ。まあ地方にあるちょっと古いビジネスホテル。それほどお勧めはできないかな。

雨に振り回された初日が終わる。



データ:
平泉寺白山神社 ・・・ 無料(駐車場300円)
岡太神社・大滝神社 ・・・ 無料
ホテルクラウンヒルズ武生 ・・・ 11,088円/2名一室利用(駐車場別途840円) 





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