岐阜県中津川市にある付知峡( ![]() 朝7時に出発。公共交通機関は不便なので車で向かう。 途中高速道路恵那SAで休憩。天気がいいせいかたくさんの人で賑わっていた。中津川ICで下車し、そのまま山間の道を走って付知峡に到着。既にかなり山深くなっているが、最近の猛暑の為、山間でも涼しさは感じない。 駐車場に到着。無料なのは有難い。まだ結構空きはあるようで適当に停車して歩く準備をする。 付知峡は木曽川の支流である付知川の源流にある。とても澄んだ水が特徴で、付知峡には無数の滝があることでも有名。今回はそんな滝を見て歩く散策コースを楽しむことにする。 駐車場のすぐ傍には食事などもできるお店があり、その横に大きく「ようこく付知峡へ」都の大きな看板が掲げられている。まあ入り口に迷うことはない。入り口付近に簡単な地図が張られているので一応確認。まあそんなに広くはないと思うのでそのまま中に入る。 川や滝が近いせいか意外と蒸し暑く、そしてコケなども多く滑りやすい。一応ローカットだがトレッキングシューズを履いてきて正解だったようだ。
中に入って分かったのだが、意外と案内看板などが少なくて分かり辛い。多少滝などの案内がある程度か。 その案内の先にある滝に向かって歩くと、10分ほどで付知峡一番の滝が見えてきた。
なかなか見事な滝。 すうっと上から細く落ちてくる水の流れが美しい。近づくと空気がひんやりしていて気持ちが良い。歩道はそれほど広くないので三脚なども遠慮気味に立てて撮影。なお滝の撮影は絞り優先でF値を8位から22位までの中で調整し、一番イメージに近いものを選ぶといい。シャッタースピードが1秒ぐらいになると綺麗かな。ISOは100で。 観音滝のすぐ下に「不動滝」もある。
これは最初滝と言うよりは「大きな渓流の流れ」にしか見えなかった。良く見ようとすると柵から顔を出さなければならない。 不動滝の先は行き止まりになっていて小さな祠がある。滝の近くの為湿度が高いのか苔がいっぱい。軽くお参りをしてもと来た道を戻る。 その後散策路をふらりと歩く。滝の傍は涼しかったが、普通の道は蒸し暑い。道は吊り橋があったり用水路があったりと変化はあるが、他に特筆すべきものはなかった。
それでもゆっくり散策した成果結局1時間半近く歩いていたことになる。 時刻は10時半。入り口付近に戻ると結構な人がやってきていた。混む時間かな。入り口には夏山らしく冷水に冷やされた野菜やジュースなどが売られていた。少し休憩して、ちょっと早いがお昼にすることにした。 食べるのはもちろん流しそうめん。 竹ではないが流しそうめんは初めての経験。1人850円を支払い、奥の流しそうめんの席へ。 システムは料金を払い、奥にある流しそうめんのレーン近くのテーブルで待機。店の人がツユと薬味を持って来てくれるので準備。流す準備が整うと店内アナウンスが入る、って感じ。 そしてアナウンスの後、そうめんが流れてきた。 ゆっくり流れて来るので焦らずとも食べられる。美味しい。ただだんだん飽きてくる。味が単調なのとツユがすぐ薄まってしまう。ツユのお代わりは200円もするし、口直しをする漬物類すらもないのでとにかく最後は無理やり押し込んだ感じだ。 まあ雰囲気だけは楽しめたので良かったとするか。
さて、食事が終わって時刻は11時。近くにもう一つ行きたい場所があった。「高樽の滝」( ![]() ナビで場所をセットして細い山道を走る。道自体はそれほど多くないのですぐに分かったが、時々すれ違うのも大変な場所があって気を付けて運転する。 30分ほどでその場所に着いた。看板に「高樽の滝」と書かれているので間違いない。車は何とか2台ぐらいは止められる場所があるので助かる。車を降りて木製の橋があったので渡り始める。
眼下にその目指す滝が見えてきた。
付知峡で見てきた滝よりずっと大きくて迫力がある。こんな山奥に立派な滝がある事に驚く。 木製の橋の入り口付近に下に降りる階段がある。滝つぼ近くまで行けるのかと思い、下る。階段は木製になっており、苔などがあって滑りやすい。滝のそばなので常に湿り気がある感じだ。ゆっくり下ってゆくとやがて滝の正面にでた。
流石に滝つぼへ行くことはできなかったが、滝を真正面から見ることができた。近づくと結構な迫力で、逆に滝つぼなどに降りたら危険を感じるかもしれない。この距離が適正って訳か。何枚か写真を撮り、車へ戻る。 細い山道を走り、再び付知峡付近まで戻る。 この後は近くにある「おんぽいの湯」という温泉でしばし休憩。大人650円(子供350円)でゆっくりと疲れを癒す。ただ風呂から出てきてから暑くて大変だった。 帰りはゆっくりと国道256号線を走る。 道の駅が幾つもあったのでお土産や名産の五平餅を食べたりして岐路に着く。下呂温泉も近かったのでちょっと回り道してそちらに行くのも良かったかも。家に着くと夕方過ぎ。久しぶりのお出掛けであった。
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