| 2008年7月21日 「2008年度、新世界遺産登録リスト」 カナダで行われた32回世界遺産委員会で新しく追加された世界遺産の物件を紹介します。 注目は日本推薦の「平泉文化」が見送りになった事と、 タイとの国境問題が沸き起こっているカンボジアの「プレア・ヴィヘアの寺」が登録された事かな。ではどうぞ。 アイスランド「スルセイ」 イエメン「ソコトラ群島」 イスラエル「ハイファと西ガリラヤ地方にあるバハーイー教の聖地群」 イタリア「マントゥアとサッビオネータ」 イタリア/スイス「アルブラ/ベルニナの景観にあるレーテッシュ鉄道」 イラン「イランのアルメニア正教の修道院建築物群」 カザフスタン「サリャルカ ― 北部カザフスタンのステップと湖群」 カナダ「ジョギンズの化石断崖群」 カンボジア「プレア・ヴィヘアの寺」 キューバ「カマグエイ歴史地区」 クロアチア「ミジケンダ・カヤの聖林」 サウジアラビア「アル=ヒジル考古遺跡(マダイン・サーレハ)」 サンマリノ「サン・マリノ歴史地区とティターノ山」 スイス「スイスの地殻構造の境界、サルドナ」 スロバキア「カルパティア山脈地域のスロバキア側の木造教会群」 中国「福建省の土楼」、「三清山国立公園」 ドイツ「ベルリン風近代様式による団地群」 バヌアツ「酋長ロイマタの領土」 パプアニューギニア「クックの初期農業遺跡」 フランス「ヴォーバンの作品」、「ニュー・カレドニアの礁湖:サンゴ礁多様性と関連する生態系」 マレーシア「マラッカ海峡の歴史都市群、ムラカとジョージ・タウン」 メキシコ「サン・ミゲル保護都市とアトトニルコのジェズス・デ・ナザレノ聖堂」、「オオカバマダラ生物圏保護区」 モーリシャス「ル・モーンの文化的景観」 マレーシア(ペナン島)には行った事があるので、ひとつ増えた!ラッキー! 2008年7月10日 「プレアビヒア、認定」 タイとカンボジアで争われてきたヒンドゥー教遺跡・プレアビヒアが昨日世界遺産に登録された。 国境上にあり領土問題で争われてきたこの遺跡は、1962年に国際裁判所がカンボジア領として認めカンボジア所有となった。 まあ、それでもやはりタイでは「領土問題は解決していない」「あれはタイのものだ」という意見が根強く、 今回のユネスコ推薦もタイ側では意義あり、見たいな事になっていた。 それが世界遺産に登録された。 ややこしい事に、崖の上にあるのでアクセスはタイ側からしかできず、しかも今回の騒動で遺跡自体を閉鎖してしまっているそうだ。 カンボジアのものと言う判決が半世紀も前に出ている訳だし、価値ある遺跡なんだから両国が仲良く(利益を分け合いつつ) 管理できないものだろうか。ネットの旅行記を読む限りでは、荒廃が進んでいるようだ。 いずれ行って見たいと思う。 2008年7月7日 「平泉、落選」 今月の2日からカナダで開かれている世界遺産委員会で、日本から推薦されていた「平泉の文化遺産」が落選した。 日本の世界遺産推薦物件の中では、実に初めての落選である。 ここ近年世界遺産の登録数が増え続け、審査が厳しくなっているようだが、その影響を少なからず受けた格好になった。 再来年以降の登録を目指すところだが、「普遍的価値の証明が不十分」という意味の分からん理由を再考しなけらばならない ようだ。 それからもうひとつ今回の委員会で気になっているのが、カンボジアのヒンドゥー遺跡「プレアビヒア(タイ側呼称、カオプラウィハーン)」だ。 一度はタイとカンボジアで世界遺産推薦の合意がされたのだが、もともと領土問題で争っていた物件であり、 今回更に現政府を気に食わない団体がカンボジアの利権と交換に遺跡を売り払った、などと言い始め、 タイ側からの推薦はなくなってしまった。 はて、どうなることやら。 2008年6月28日 「ラサ旅行、解禁」 今月25日に念願だったラサ旅行が外国人にも解禁された。 先の3月に起きた暴動以来だ。早速旅行人のサイトで調べて見ると、既にラサ入りした人の書き込みがあった。 さすがである。 1人の人間としてはやはり色々な気持ちになるが、いちバックパッカーとしては今回のラサ解禁はやはり嬉しい。 できれば、いや何としても今年中にラサに行こうと思っているので、本当に朗報だ。 ラサを訪れたらチベット人にお金が落ちるようにしようと思う。 2008年6月22日 「ウミガメ」 面白いニュースが出ていた。 タイ南部のナコンシータマラート県のある漁師が漁に出て、いざ帰ろうとした時エンジンが壊れてしまった。 そのまま風に流されて漁師はこのままでは遭難すると思い始めた時、不思議にも船が陸に向かってゆっくり動き始めた。 そのまま波を突っ切って午前6時頃に、ようやく浜辺に着いた。 そして漁師が船の下を見ると、1.3mもある大きなウミガメが現れたそうだ。推定100歳、200kgもある大きなウミガメだったが、 長時間舟を押してきた為か衰弱しており、元気になるまで漁業センターで保護しているらしい。 本当か嘘か知らないが、何とも心温まる話である。 イルカが人を助けたと言う話は良く聞くが(「イルカ 人命救助」等で検索すると沢山出てくる)、カメはあまりない。 今環境問題が大きなニュースとなっている。 環境を壊しているのは我々人間で、そのうちウミガメが棲む事ができない海を作り出してしまうかもしれない。 そんな時でもウミガメは人に優しくしてくれるのだろうか。 すべての生き物が生きてゆける環境は是非守らなければならない。 2008年6月14日 「カルチャーショック」 先日の一時帰国時に、軽井沢(草津温泉)へ「パックツアー」で行って来た。 バスガイドが付く旅行なんて恐らく中学生の修学旅行以来だと思うのだが、今回参加してかなり驚いた。 何が驚いたかって、バスガイドがずーーーーーーーーと喋り続けている為だ。 個人的には観光名所に差し掛かった時に、そこの案内をする程度に考えていたのだが、実際は違った。 とにかく喋る。 通った場所の歴史やそれにまつわるテレビの話、食べ物、人などなど。。客が聞いていようがどうしようかお構いなし。 両親と参加したのだが、これぐらい普通だという。ちなみに自分は途中で寝ようと思ったのだが、あまりにも喋り捲るので まったく眠ることすらできなかった。耳栓が必要だ。 旗について歩く。観光時間を決められる。バスに乗るだけ。 まあ色々あるが、このバスガイドのマシンガン口撃は日本の文化だろう。他国ではまず見かけない。 それにしてもやっぱりツアーは物足りない。 途中連れて行かれた「白糸の滝」で、観光より先に「ここへ個人で来るにはどうすればいいのだろうか」と思い、 近くのバス停あたりを確認しに行ってしまったとこは、やはりバックパッカーなんだと思い、ちょっと安心した。 2008年6月9日 「秋葉で・・」 ご存知の通り、秋葉で酷い事件が起きた。 最近の世相を顕著に表しているような事件である。前に起きたホームでの突き落とし事件もそうだったが、 本人は「誰でも良かった」、と言う。 殺したやつからすれば「誰でも良かった」んだろうが、殺された人達から見れば、みんな 「かけがえのない人」達ばかりであり、その怒りや悲しみをどう表したらいいのか分からないだろうと思う。 社会が嫌になった、との事ならちょっと短絡的ではあるがこの社会を作った政治家を狙って国会議事堂にでも突っ込めばいいのに 何故一般市民を殺さなければならなかったのか。それも酷いやり方で。。 怒りや悲しみも大きいが、それより心が重くてしかたがない。 2008年6月7日 「雨季入り」 日本の入梅宣言が曖昧になったように、タイでも雨季に入ったかどうかの判断は中々難しい。 見分けるポイントは、1.雲(特に入道雲)の動きが激しい、2.朝は晴れて暑いが、昼を過ぎると雨になる、3.5月以降 ぐらいだろうか。最近朝は清々しくて気持ちよく、昼過ぎ特に夕方は激しい雨となる。すぐやむ場合がほとんどだが、 雨のお陰で晴れ間の青空がすごく綺麗だ。雨は南国の暑さを和らげてくれるので大変嬉しいが、虫も増えて困る。 まあでも、木々の緑がとても美しくなる時期なので、悪くはないが。。 2008年6月5日 「古館一郎」 最近、古館一郎が批判されている機会を数回経験した。先に書いておくが自分は古館擁護派である。 現在はタイイ住んでいて、あまり報道ステーションを見る機会はないのだが、それでも帰国した際には必ず見ている。 NHKニュースより見ている。 理由はスカッと気持ちが良いからである。古館は偉大な先駆者久米宏を引き継いで番組を始めたのだが、 十分その役割は果たしていると思う。久米宏が苦しんだように、報道の恐ろしさは十分に分かっているのによく頑張っていると思う。 顔も厳しくなり、プロレスの実況をしていた頃とは随分印象が違う。 で、話を戻して、正直、酷い犯罪のニュースや腐った政治家のニュースを見る度に腹が立つのは毎回の事だが、 それより無表情でニュースを読み上げるアナウンサーに少々人間性を疑う。もちろん彼らは仕事で、私情を出していけないのは 十分分かる。 でも、腹立たんかかい? NHKは公共放送なので仕方ないが、民放なら多少はいいはず。古館(テレビ朝日)の意見がすべて正しいとは思わないけど、 多くの話に共感できる。何故って、今日本は非常に悪い状態だし、現在進行形でそれも進んでいる。 海外に住んでいると如何に日本人が大人しく無抵抗な国民だと思い知らされる。 もう少し怒っても良いんじゃないかと思う。必要な時には声を上げるべきだ。例えそれがマスコミの力を借りようとも。 古館の声はひとつの声。どうするかは本当に我々国民一人ひとりにかかっている。 2008年5月29日 「ネパール紙幣」 今日のネットのニュースで、ネパールの紙幣が一新すると出ていた。 ネパールには2000年に訪れて、もちろんその時紙幣をたんと持ち出していたのだが、 王様が変わってマイナーチェンジをしていた。 それがご存知の通り、王政廃止、共和制への移行でついに紙幣に王様の肖像が無くなってしまったそうだ。 代わりにエベレストなどが描かれているらしい。 ちょっと残念な気がするが、今度行ったら回収してこよう。 2008年5月27日 「内暈(ないうん)」 と、いう光の現象を今日見た。下がその写真なのだが、 ![]() いやいや、実に見事なものです。「太陽を囲んだ虹」、なんですよ、まるで。 これを見ると天候は悪くなるそうですが、それより今朝NHKで見た「薬師寺の菩薩様」が 降臨してきたみたいで、すごく神秘的でした。 本当に綺麗でした。 2008年5月19日 「生存者は・・」 四川大地震から1週間が経つ。日本の救助隊も頑張っているようだが、中々生存者がいなくなっているようだ。 初期段階での対処がやや遅れた感もある今回の地震だが、まだ生きている人もいるはずなので頑張って 捜索を続けて欲しい。 そんな中、中国新華社通信から各国の援助金のランキングが発表された。 アメリカが不快感を示しているとあったが、やれやれと言った感じだ。 ミャンマーにしろ中国にしろ、どうも民意と政府の考えている事にはずれがあるようだ。 まあ、民意とのずれに関しては我々の国もそう大差はないかもしれないが。。 どちらにしろ現地で頑張っている人を応援したい。 2008年5月17日 「四川省大地震」 四川大地震から4日が経った。依然、人命救助が続けられているが既に多くの人がその尊い命を落としている。 その前に起こっているチベット問題が人災による死ならば、今回は間違いなく天災(一部人災?)だろう。 特に都江堰には宿泊もしたし、臥龍(パンダの里)や九さいこう、四姑娘山などに行く際も必ず通過する場所。 都江堰の世界遺産やいんちきバーガー屋、スーパーの店員や「外国人はシンガポール人以来二人目だよ」、と 言っていた宿屋のばあさん。生きているだろうか。 水に囲まれた豊かな場所だが、あの頃を思うと今の姿が想像できない。 ちなみに1年前の5月は、自分自身四川省にいた。 1年ずれていたら死んでいたかもしれない。 ニュースを見ていても次々と知っている地名が出てくる。 とても他人事に思えない今回の地震だ。 2008年5月3日 「富士山」 4月29、30日と富士山へ撮影旅行に行ってきました。ずーーーーと、昔から是非撮影で行って見たい場所だったので、 疲れたけど楽しめました。それにしても富士山とはやはり日本人の心。日本を代表する山、いやいやものでしょう。 本当に大きくて優雅で、表現のしようがないほど。 あの美しさは100%写真では表現できないけど、そのうち旅行記に致します。 ああ、また行きたいなあ。。 2008年4月11日 「ソンクラン」 最近チベットの事ばかり書いていたら、いつの間にかソンクランの時期になっていた。 明日12日から15日(休みは17日)ぐらいまでソンクランとなる。 知っての通りソンクランとは、水掛祭りであり、タイ正月である。だからこの時期に 「新年あけましておめでとうございます」という挨拶が行われるのだが、未だどうもこれには慣れない。 やはり日本人なのだろう。 ちなみに既にタイは毎日猛暑。吹く風は温風のようで、照りつける日差しは痛い。 子供たちは夏休みでもう水掛を楽しんでいる。 念の為ご注意だが、この時期はどこに行ってもいきなり水を掛けられるので気をつけてください。 2008年4月8日 「日本の対応」 イギリスやフランスでの五輪抗議行動を見て、改めて欧州の人権に対する考え方に 我々と大きな違いがあるのを感じた。いや、正確に言えば「行動できるかどうかの違い」かな。 特にイギリスは次回の五輪予定地にも拘らず、これだけの行為を行うのですごいと思う。 今月末には日本にも聖火が来るようだが、さて日本はどのような対応をするのだろうか。 間違っても政府は「妨害をするような抗議活動でなければ反対はしない」と言った声明は出さないだろう。 見てみぬふり。 事なかれ主義。 「聖火リレーが安全に行えるよう全力を尽くします」、ぐらいだろう。 韓国では新しい大統領が就任した。 対北朝鮮政策では、これまでの「なあなあ主義」を変更して、強気の姿勢だ。 強気と言うよりは、ひとつの国家としては当然の姿勢だろう。 無論、同胞の国であるので感嘆には割り切れないだろうが。 それでも「核放棄、拉致解決」などを前面に出し、それらが解決してから支援などの話をする。 ごく当たり前の話だ。 でも、そんな当たり前の話ができないのが今の世の中。 餃子事件はどうなった? このままうやむやにするのか? 確か首相は大きな前進がある、見たいな事を随分前に話していたが、どうなったのだろうか。 日本も言うべきことははっきり言う、 難しいのは分かっているが、敢えて日本政府に言う。 「やれ」 2008年4月5日 「北京五輪にボイコットを」 最近のチベット騒動による中国の対応を見ていて、少しずつ考えが変わってきた。 以前は4年間必死に練習してきた選手の為にも、北京五輪は絶対にボイコットするべきでない と思っていたが、最近はそういう気持ちが薄れてきた。 理由はあれだけ報道制限された中でも、十分すぎるほどチベットの人達の苦痛が伝わってくるからだ。 五輪を行う為に何故死者が出なきゃならないのだ? 戦時中のベルリンやモスクワなどを除けば、最近の五輪でこれほどボイコットが叫ばれる大会もないだろう。 先日トルコを聖火が通過したそうだが、採火式に続き抗議行動が行われたそうだ。 聖火リレーをするのに数千人の警備をするってどういうことだ? これが平和の祭典なのだろうか。 以前ここで、北京周辺の立ち退きの為に涙を流す人々がおり、それはよくないと書いたが、 今回はそれ以前の問題だろう。 人の命を落としてまでやる五輪。 参加する選手の人達は「スポーツと政治は関係ない」と思って参加するのだろうか。 中国は色々思い出があり、決して嫌いな国ではない。 でも、今の対応を見ている限り、五輪はボイコットするべきだ。 何も言わない日本の選手団。中国の機嫌ばかり伺う日本政府。 人として、ひとつの国として正しい意見は必ず言うべきだ。世界と言うよりは、日本国民が見ている。 スポーツよりも、政治よりも、何よりも 人の命の方が遥かに大切だ。 2008年4月4日 「中国とか、韓国とか」 最近どうもこのあたりの国が賑やかだ。 いい意味で賑やかなら結構なのだが、そうでないのだから困る。ご存知の通り中国は五輪を控えチベットで 抗議行動が盛ん。先月末にはウイグル地区でも抗議活動があったそうで、「やっぱりなあ」って気がする。 昔ここで書いたのだが、留学時代ウイグルのトルファンを旅行中、ウイグル青年から 「早く日本は漢民族と戦争をして、我々ウイグル族を助けて欲しい」 と真剣に言われた事がある。当時は20歳そこそこの若造だったので、何を冗談を、、ぐらいにしか思っていなかったが、 今思うととても平和ボケした日本人には理解できるはずのないことだろうと思う。 韓国も大変だ。 日本に好意的な新大統領は歓迎なのだが、北朝鮮に対し正当策を行っている為、将軍様には不愉快に映るらしい。 軍事行動どうのこうの言っているが、戦争になるようなことだけは避けて欲しいなと思う。 窮鼠猫をかむじゃないけど、何がどう起こるかわからない時代。 やっぱり平和って大変な事なんだな、って思う。 |